ぎょっとするの意味とは?由来(語源)は中国の楽器?使い方の例文も!ぎょっとするの意味はびっくりすること!?ぎょっとするの由来(語源)は中国の楽器「敔(ぎょ)」?ぎょっとするの類義語はあるの?ぎょっとするは英語でどう表現する?ぎょっとするの使い方も例文で紹介します!
ぎょっとするの意味とは?

今日は、ぎょっとするについて解説していきましょう\(^o^)/
突然、予期しないことに出くわして、驚き動揺すること。
ぎょっとするとは、突然のことに驚いて、びっくりすることです。
例えば、暗い夜道を歩いていて、いきなり人影が現れたら驚きますよね。
このように、驚いて動揺することを「ぎょっとする」と言います。
ぎょっとするの由来(語源)は?

ぎょっとするの語源は、中国の古い楽器「敔(ぎょ)」が由来です。
「敔(ぎょ)」は、虎が伏せたような形の1メートル前後の長さの木製楽器です。
虎の背にある27の刻み(ギザギザ)を竹のささらですることで、音を鳴らします。
この楽器の「敔(ぎょ)」は、演奏を止める合図として使われていました。
「敔(ぎょ)」をガラガラと鳴らす音がとても大きく、人がびっくりすることから、突然のことに驚いて動揺することを「ぎょっとする」と言うようになりました。
↓「敔(ぎょ)」の動画です。
後ろから突然こんな音が聞こえたら、演奏者はびっくりしそうですね。
「ぎょっとする」は、江戸時代から一部の人に使われていましたが、世間一般に広めたのは漫才師の内海突破さんです。
内海突破さんが、1949年(昭和24年)のNHKラジオ「陽気な喫茶店」の生放送中に、言葉に詰まって思わず「ギョギョッ!」と言ったところ、大受けして大流行したのです。
ぎょっとするの類義語は?
ここでは、ぎょっとするの類義語を紹介します\(^o^)/
びっくりする、ギクリとする、ドキッとする、
冷や汗が出る、ハラハラする、ドキドキする、
困惑する、しどろもどろになる、心臓が縮み上がる、など
ぎょっとするの英語は?

ぎょっとするは、英語で「驚く」「びっくりする」と言い換えて表現しましょう\(^o^)/
- to be startled
「Startled at the noise, the deer ran into the woods.(物音にぎょっとして鹿は森に駆け込んだ。)」
- start at
「I started at the sight of a dark figure.(黒い人影を見てぎょっとした。)」
- take fright at
ぎょっとするの使い方を例文で紹介!

ぎょっとするとは、意外なことが起こり、驚いて動揺することでしたね。
びっくりしたときに「ぎょっとする」と表現することができます。
それでは、ぎょっとするの使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
「通帳を失くしたかと思ってぎょっとした。」
「突然のことにぎょっとして思わず吹き出してしまった。」
「街中で急に知り合いに声を掛けられて、ぎょっとした。」
「暗闇からいきなり不審者が現れて、ぎょっとした。」
「振り向いたときの彼女の表情は、ぎょっとするような顔だった。」
「彼の発言が予想外で、思わずぎょっとして顔を見つめてしまった。」
ぎょっとするについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
驚いたら「ぎょっとする」と使ってみてくださいね!

