すっとんきょう(素っ頓狂)の意味とは?語源(由来)や使い方(例文)を紹介!すっとんきょうの意味はまぬけ!?すっとんきょうの漢字は素っ頓狂?すっとんきょうの語源(由来)は?「素っ」は「頓狂」を強調する言葉!?すっとんきょうの類義語と英語表現は?すっとんきょうの使い方も例文で紹介!
もくじ
すっとんきょう(素っ頓狂)の意味とは?

驚いて「すっとんきょうな声」を上げてしまうことって、ありますよね。
今日は、すっとんきょうについて解説していきましょう\(^o^)/
漢字は「素っ頓狂」。
突然、その場の雰囲気にそぐわない言動をすること。
いきなり、調子の外れた声を出したり、間の抜けた振る舞いをしたりすること。
すっとんきょうとは、非常にまぬけな様子を表す言葉です。
調子外れの言動に対して使われますが、特に「すっとんきょうな声を上げる」という言い回しをされることが多いです。
しかし、「すっとんきょうな声」とはどんな声なのでしょうか?
例えば、授業中にぼーっとしていたら、急に先生に当てられて、「はい?」「え?」「へ?」と間抜けな返事をしてしまう姿を想像してみてください。
きっと顔も、驚いてぽかんとした「すっとんきょうな顔」になっているはずです。
…すっとんきょうな顔ですっとんきょうな声を上げるのは、ちょっと恥ずかしいですね/(^o^)\
すっとんきょうの漢字は素っ頓狂?語源(由来)は?

すっとんきょうは漢字で「素っ頓狂」と表記します。
素っ頓狂は、「素っ」と「頓狂」が組み合わさった言葉です。
「素っ」には、名詞・動詞・形容動詞について、その意味を強める接頭語の働きがあります。
例えば、「素っ裸(すっぱだか)」や「素っ飛ばす(すっとばす)」と同じですね。
「頓狂(とんきょう)」は、突然その場にそぐわない、調子外れの言動をするという意味の熟語です。
この「頓狂」を「素っ」で強めて、より間抜け具合を強調した言葉が「素っ頓狂」になります。
すっとんきょう(素っ頓狂)の類義語は?

すっとんきょうの類義語は、「まぬけ」や「場違い」という意味の言葉になります。
調子外れ、ピント外れ、的外れ、
場違い、とんちんかん、など
すっとんきょうの類義語に「とんちんかん」がありますが、鍛冶屋の相槌の音に漢字を当てて表したものです。
タイミングが合わないと、音がそろわないことから、「見当違いで間の抜けた言動をする」という意味になりました。
すっとんきょう(素っ頓狂)の英語は?
すっとんきょうを明確に表す英語はありませんので、「まぬけで場違い」なニュアンスを上手に伝えたいですね。
「make a funny face(すっとんきょうな顔をする)」
「give a howl of delight(すっとんきょうな声を出す)」
すっとんきょう(素っ頓狂)の使い方を例文で紹介!

すっとんきょうは、すごくまぬけな言動のことでしたね。
主に「すっとんきょうな声」や「すっとんきょうな顔」という使い方がされます。
それでは、すっとんきょうの使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
「急に声を掛けられて、すっとんきょうな悲鳴を上げてしまった。」
「大事な約束をしていたことを思い出して、すっとんきょうな声を上げた。」
「今、すっとんきょうな声を出していたけど、何かあった?」
「彼女はびっくりして、すっとんきょうな顔になった。」
「彼はすっとんきょうな人で、いつも突飛な言動をする。」
「友人がまたすっとんきょうなことを言い出した。」
「すっとんきょうな発言で、クラス中に笑いが起こった。」
すっとんきょうについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
死語とまではいきませんが、あまり使うことのない表現ですね。

