満身創痍の意味とは?体がボロボロのこと?類語や対義語の四字熟語を紹介!満身創痍の読み方は?満身創痍の意味は体がボロボロのこと!?満身創痍は心や病気にも使えるの?満身創痍の類語・対義語の四字熟語や似た言葉は?満身創痍の英語表現は?満身創痍の使い方も例文で解説します!
満身創痍の読み方は?意味は体がボロボロ?心や病気にも使う?
スポーツの実況で「満身創痍で臨む…」と聞いたことはありませんか?
今日は、四字熟語の満身創痍について解説していきましょう\(^o^)/
読み方は「まんしんそうい」。
①全身傷だらけであること
②非難を受けて、徹底的に痛めつけられること
③病気で苦しんでいること
満身創痍の読み方は「まんしんそうい」。
「満身」は全身のことで、「創」と「痍」は両方とも切り傷のことです。
つまり満身創痍とは、体中が傷だらけになることです。
転じて、非難されてひどく痛めつけられることという意味でも使われます。
体がボロボロなだけでなく、精神的に傷ついて心が痛めつけられている様子や、様々な病気を抱えて苦しんでいる様子も「満身創痍」といいます。
満身創痍は、
- 体がボロボロ
- 心がボロボロ
- 病気でボロボロ
のときに使いましょう!
スポーツ実況の「満身創痍で臨む…」は、怪我などで体を故障していたり、精神的に強いプレッシャーがかかっていたりする状況で試合に挑戦するということです。
使い方の注意点としては、誰かに攻撃・非難されたり、自分の力ではどうしようもないような病気で苦しんでいたりするときに「満身創痍」と使います。
自分から進んで行った結果、心身がボロボロになってしまった場合は、「満身創痍」とは言いません。
満身創痍の類語の四字熟語や似た言葉は?
満身創痍の類語の四字熟語や、似た言葉を紹介していきましょう\(^o^)/
青息吐息(あおいきといき):困って苦しいときに、弱り切って吐くため息のこと
気息奄々(きそくえんえん):息が絶え絶えで、今にも死にそうなこと
残息奄々(ざんそくえんえん):息が絶え絶えで、死んでしまいそうな状態のこと
精疲力尽(せいひりきじん):ひどく疲れて弱ること
半死半生(はんしはんしょう):ほとんど死にかかっていること
百孔千瘡(ひゃっこうせんそう):ひどく傷だらけでボロボロの状態のこと
疲労困憊(ひろうこんぱい):疲れ切ってしまうこと
満身傷痍(まんしんしょうい):全身が傷だらけで精神的に痛めつけられていること
薬石無効(やくせきむこう):病人に治療しても効果がなく、手当のかいが全くないこと
他にも、以下のような言葉が満身創痍の類義語にあたります。
息も絶え絶え(いきもたえだえ):今にも呼吸が止まりそうなこと
憔悴(しょうすい):心配・疲労・病気などで痩せ衰えること
消耗(しょうもう):気力や体力を使い果たすこと
疲弊(ひへい):心身が疲れて弱ること
虫の息(むしのいき):呼吸が今にも絶えそうに弱弱しいこと
精根尽き果ててボロ雑巾のようになってしまったら、ぜひ上記の言葉を使ってみましょう/(^o^)\
満身創痍の対義語は?
満身創痍の対義語は、「心身に傷を負っていない様子」や「元気な様子」を表す言葉になります。
銀鱗躍動(ぎんりんやくどう):勢いよく活動すること
元気溌剌(げんきはつらつ):生命力が満ち溢れ、生き生きしていること
生気溌剌(せいきはつらつ):生き生きと元気に満ち溢れていること
無事息災(ぶじそくさい):病気や災いなどの心配事がなく、平穏に暮らすこと
平穏無事(へいおんぶじ):変わったこともなく穏やかなこと
無病息災(むびょうそくさい):病気をせず、元気で健康なこと
他にも、以下の言葉が満身創痍の反対語になります。
旺盛(おうせい):活力や意欲が非常に盛んなこと
無傷(むきず):傷がないこと
満身創痍の英語は?
満身創痍は英語でどのように表現するのでしょうか?
<体がボロボロの場合>
「having wounds all over one’s body(体中に傷を負っている)」
「riddled with wounds(傷でいっぱいになっている)」
「be covered all over with wounds(全身が傷で覆われている)」
「covered all over with cuts and bruises(傷だらけ)」
<心がボロボロの場合>
「be worn out(ボロボロになる)」
「be completely exhausted(精も根も尽きる)」
体に物理的な傷があってボロボロなのか、心が疲労困憊してボロボロなのかで英語の表現を使い分けましょう!
満身創痍の使い方(例文)を紹介!
満身創痍は、怪我・ストレス・病気などで心身がボロボロという意味でしたね。
スポーツの場面で負傷しながらも試合に挑むときや、非難を受けて精神的に参ってしまったときなどに使われます。
それでは、満身創痍の使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
「彼女は体中にテーピングをしている。満身創痍で挑むとはこのことだ。」
「彼は肩や足を痛めていて、満身創痍で試合に臨んでいた。」
「敵の攻撃を受けて、満身創痍になってしまった。」
「病気の治療で満身創痍だ。」
「失恋した挙句に会社もクビになり、もう満身創痍ですよ。」
「仕事でも家庭でも責められ続け、もはや満身創痍である。」
「その政治家は不用意な発言を非難され、満身創痍の状態だ。」
「最近は度重なるトラブルが起こり、満身創痍で疲れ切ってしまった。」
満身創痍について、最後まで読んでいただきありがとうございました!
満身創痍にはなりたくないですね/(^o^)\







