風来坊の意味とは?語源(由来)/類義語/英語は?使い方の例文も!風来坊の読み方は「ふうらいぼう」!風来坊の意味はさすらいの旅人!?風来坊の語源(由来)は何?「風来」と「坊」の意味って?風来坊の類義語はあるの?風来坊は英語でどう表現すればいい?風来坊の使い方も例文で紹介します!
風来坊の読み方と意味とは?

風来坊は、映画・本・楽曲のタイトルによく使われていますね。
今日は、風来坊について解説していきましょう\(^o^)/
読み方は「ふうらいぼう」。
どこからともなく現れては、どこへともなく去っていく人のこと。
まず、風来坊の読み方は「ふうらいぼう」です。
風来人(ふうらいじん)や風来者(ふうらいもの)とも言います。
風来坊とは、風に吹き寄せられたように、どこからともなくやって来る人のことです。
身元が知れず一か所に留まらない人や、定まった住所や仕事がなくぶらぶらしている人、気まぐれな人のことも指します。
風来坊の語源(由来)は?

風来(ふうらい)は、風に吹かれて来るように、どこからともなく現れることです。
「風」はあらゆる方角から吹くもので、「来」はあらゆる方向からやってくることです。
「坊」は、「暴れん坊」や「寝坊」のように、人の様態を表す語に付いて、そういう人であることを表す言葉です。
そのため、「風来坊」は「風来する人」という意味で、どこからともなくやって来る人の意味で使われるようになりました。
風来坊の類義語は?

ここでは、風来坊の類義語を紹介しましょう\(^o^)/
旅烏(旅ガラス)、遊牧民、流浪人、流浪の民、
浪人、浪々の身、放浪者、流れ者、渡り者、
漂泊者、浮浪者、宿無し、住所不定、
旅暮らし、さすらい人、山窩(さんか)、など
どの言葉も、土地から土地へと渡り歩き、定住しない人という意味がありますね。
山窩(さんか)は、定住することなく、山間水辺に漂泊生活をした日本の漂泊民のことです。
風来坊の英語は?
風来坊は、英語で「放浪者」という意味を持つ単語で表現します。
- wanderer(歩き回る人、さまよう人、放浪者)
- vagabond((特に、無為徒食の)放浪者、無宿人、やくざ者、ごろつき)
- bird of passage(渡り鳥、放浪者、旅がらす)
風来坊の使い方を例文で紹介!

風来坊は、風に吹かれて来るように、さまよって来た人のことでしたね。
風と同じようにあっちこっちへ行く気まぐれな人や、住所不定や無職でふらふらしている人に対して使います。
それでは、風来坊の使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
「いつまでも風来坊のように生活していてはいけないよ。」
「彼は風来坊みたいにどこからともなく現れては消えていく。」
「風来坊と呼ばれていた僕も、彼女と出会って家庭を持つことになった。」
「昔は海外で風来坊生活をしていた。」
「彼の生き方は風来坊そのものだ。」
「息子は風来坊な性格で定職も持たず、よく旅に出ている。」
「都会での暮らしに疲れたから、さすらいの風来坊になりたい。」
風来坊について、最後まで読んでいただきありがとうございました!
風来坊生活をしてみたいものですね。

