キャパシティの意味とは?キャパシティオーバーや使い方(例文)も!キャパシティの意味は日本語で何?キャパシティは略してキャパ?キャパシティの英語や類義語は?キャパシティオーバー・キャパシティビルディング・IT分野のキャパシティとは?キャパシティの使い方も例文で紹介します!
もくじ
キャパシティの意味とは?日本語は?

「キャパシティが狭い人」といいますが、どのような人なのでしょうか?
今日は、キャパシティについて解説していきましょう\(^o^)/
①収容能力、容量
②物事を受け入れる能力、受容力
キャパシティは、英語の「capacity」から来ている言葉で、日本語では収容能力・受容力と訳されます。
「収容能力」の意味では、主にスポーツの場面で使われます。
スポーツ用語のキャパシティは、「特定の空間にある席に座れる人数」のことです。
座席数や収容人数と同じ意味ですね。
「受容力」の意味では、ビジネスや日常生活で使われます。
「キャパシティが狭い人」は、能力的な許容範囲が狭く、すぐにいっぱいいっぱいになってしまう人のことです。
自分の能力以上の仕事を任されたら「キャパシティオーバー」になってパンクしてしまいますね。
キャパシティは略してキャパ?
キャパシティは、略して「キャパ」とも言われます。
<例文>
「コンサートホールのキャパ不足で、観客が溢れてしまった。」
「もっとキャパを広げて、一人前の仕事ができるようになりたい。」
若者用語では「キャパい」や「キャパる」とも使われます。
どちらも、自分の能力がいっぱいいっぱいで、「キャパシティオーバー」の状態を指します。
<例文>
「テスト期間でマジキャパい!」
「バイトを掛け持ちしすぎてキャパってる!」
キャパシティの英語は?

キャパシティは、英語で「capacity」です。
①(建物や乗り物の)収容能力、容積
②包容力、理解力、適応力
英語のキャパシティ(capacity)も、日本語と同じような使い方がされています。
「The theater was filled to capacity.」
→劇場は満席だった。
「The factory is running at full capacity.」
→工場はフル操業をしている。
「He has a capacity for work」
→彼は働く能力がある。
「The task is beyond my capacity.」
→その仕事は私の手に負えません。
「I have no capacity for liquor.」
→私は酒に弱い。
キャパシティが含まれる言葉の意味を紹介!

キャパシティオーバー
略して「キャパオーバー」とも。
許容量を大幅に超えてしまうこと。
キャパシティオーバーは、簡単にいうと「いっぱいいっぱいの状態」のことです。
劇場などの収容人数を越えてしまったことや、人の能力の限界を超えてしまったことを指します。
若手の新人社員だと、キャパシティはまだまだ小さいもの。
人手不足だからと言って大量の仕事を振ると、キャパオーバーで思考停止してしまうことも…
頭がパンクして体調不良になる前に、対処したいですね。
キャパシティビルディング
集団や組織がある目標を達成するために必要な能力を構築すること。
キャパシティビルディングは、日本語で「能力構築」と訳されます。
リーダーシップ力や適応力、マネジメント力、技術力などを向上し、組織力を上げ、効率的に業務を進めていくことです。
防衛省では、「能力構築支援」のことをキャパシティビルディング(キャパビル)と呼んでいます。
安全保障や防衛関連分野において、能力が低い国に対して支援する取り組みを行っています。
IT分野のキャパシティ
システムやデバイスなどが発揮できる最大の能力。
何のキャパシティを指すかは、対象によって違います。
例えば、ネットワークならば単位時間当たりの処理能力、ストレージならば管理できるデータ量がキャパシティです。
ITシステムを運用する際に、リソース需要に合わせて、システムリソースを提供できるようにすることを「キャパシティ管理」と呼びます。
キャパシティの類義語は?

ここでは、キャパシティの類義語を紹介します\(^o^)/
<収容能力の意味>
座席数、収容人数、定員、機能、容積、容量、など
<物事を受け入れる能力の意味>
アビリティ、才能、実力、力量、素質、腕前、手腕、能力、など
キャパシティの使い方を例文で紹介!

キャパシティは、収容能力・受容力という意味でしたね。
スポーツやビジネスなど、日常生活の様々なシーンで使われる言葉です。
それでは、キャパシティの使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
<収容能力の意味>
「社員が増えて、オフィスのキャパシティが足りなくなってきた。」
「このコンサートホールはキャパシティが少なすぎる。」
「前回よりもキャパシティの大きいスタジアムを用意しました。」
「劇場のキャパシティを越える人数が来場した。」
「もっとイベント会場のキャパシティを増やせられないだろうか。」
<受容力の意味>
「もうキャパシティオーバーなのに、仕事を押し付けられて頭がパンクしそう!」
「彼女はキャパシティが狭いから、あまり多くの仕事は振れないな。」
「それぞれのキャパシティを評価するのが上司の務めだ。」
「彼のキャパシティの広さには驚いた。」
「パソコンのキャパシティが小さいので、よくフリーズしてしまう。」
キャパシティについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
自分のキャパシティを見極められるようになりたいですね。

