リフレインの意味とは?ルフランと同じ?語源や詩の効果と例も!リフレイン(リフレーン)の意味とは?リフレインはフランス語ではルフランなの?リフレインの英語の意味は二つある!?リフレインの語源と類語は?詩にリフレインを用いる効果と詩の例を紹介!リフレインについて簡単に解説します!
リフレインの意味とは?フランス語ではルフラン?
出典:http://tadahikostar.blog21.fc2.com/blog-entry-3136.html
リフレインという言葉は、楽曲のタイトルや歌詞によく使われています。
松任谷由実の楽曲「リフレインが叫んでる」
All OFFの楽曲「リフレインボーイ」
三代目J SOUL BROTHERSの楽曲「リフレイン」
嵐の楽曲「リフレイン」
Aimer(エメ)の楽曲「Ref:rain」
ラックライフの楽曲「リフレイン」
一体リフレインとは、どういう意味なのでしょうか?
今日は、リフレインについて解説していきましょう\(^o^)/
英語で「refrain」。
繰り返すこと。
リフレインとは、詩や歌の終わりの部分で、同じフレーズやメロディを何度も繰り返すことです。
CDなどで音楽の最後にサビをずっと繰り返して、フェードアウトして曲が終わる様子をイメージするとわかりやすいかもしれません。
リフレインを日本語にすると、「畳句・繰り返し・反復・折り返し」などと訳されます。
音楽用語としてリフレインが使われることが多いですが、単に「繰り返すこと」という意味でも用いられます。
「別れ際に彼女から言われた言葉がずっと脳内でリフレインしている」
「悲惨な事故を間近で見てしまい、記憶がリフレインしてつらい」
「ノリのよいCMソングが頭の中でリフレインしている」
また、「refrain」は、英語の発音では「リフレイン(リフレーン)」ですが、フランス語の発音では「ルフラン」になります。
リフレインの英語と語源は?
リフレインは、英語で「refrain」です。
①控える、自制する、やめる、我慢する
②(詩や歌詞の)折り返し句、反復句
③口癖の言葉、繰り返される話
英語のリフレイン(refrain)には、「控える・我慢する」という意味もあります。
「refrain from~」で「~を控える」という使い方がされます。
日本語では主に「繰り返す」という意味でリフレインが使われますが、英語では繰り返すことは「リピート(repeat)」などで表現するため、この意味ではほとんど用いられません。
英会話や英語の文章で「refrain」が登場したら、「我慢する」と考えましょう。
「Please refrain from smoking. (タバコは控えてください/ここは禁煙です)」
「I refrain from snacks.(私はおやつを我慢する)」
「refrain from comment(コメントを慎む)」
「She could not refrain from tears.(彼女は涙をこらえることができなかった)」
「A Folk Tune Interjected as a Refrain of Soran.(ソーラン節)」
「a narrative song with a recurrent refrain(繰り返しのある語り口調の歌)」
リフレイン(refrain)の語源は、フランス語で「中断して繰り返す」の意味の動詞「refraindre」が由来です。
詩や歌が先に進むことを中断して、同じフレーズを繰り返すことから、リフレインの意味に派生したのですね。
リフレインの類語は?
「繰り返す・繰り返し」という意味のリフレインの類語を紹介していきましょう\(^o^)/
畳句(じょうく):同一の句を重ねて用いること
反復(はんぷく):繰り返すこと
復唱(ふくしょう):(確認のため)何度も繰り返して読むこと
連呼(れんこ):何回も続けて同じ言葉を大声で言うこと
リピート(repeat):繰り返すこと
ループ(loop):輪、あるいは物事が繰り返すこと
リフレインを知らない人も多いと思いますので、わかりやすい言葉でニュアンスを伝えられるといいですね!
詩のリフレインの効果と例を紹介!
リフレインは元々詩や音楽の世界の用語で、詩や歌の終わりの部分で、同一のフレーズやメロディを重ねて用いることを指していました。
詩におけるリフレインは、日本語で畳句(じょうく)や反復法と言い、リフレインの技法で作られた詩を畳句歌(じょうくうた)と呼びます。
それでは、リフレインを用いる効果と、リフレインを使った詩の例を紹介しましょう\(^o^)/
- 繰り返すことでリズム感が出る
- 同じ言葉を繰り返すことで強調される
- 詩を作った人の強い感動を伝えることができる
リフレインは全く同じ言葉だけでなく、似た単語を繰り返すこともあります。
あまりにも度が過ぎた繰り返しはくどくなってしまうので、使いどころには気をつけましょう!
「月々に 月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月」
→毎月毎月、月を見ることができる月は多いけれど、名月を見る月といえばまさに今月のこの月だね。
「明々や 明々明や 飽々や 明々開かや 空々や月」
→明るいなぁ、本当に明るく明るいよ。飽きないなぁ。いやが上にも明るく広くいっぱいに満ちている月だなぁ。
「ドシ、ドシ、歩く ドシ、ドシ、歩く 僕は怒れる巨人だ」
「前へ 前へ 前へ 私は今日も走っている」
「もう一度会いたい。もう一度会いたい。」
同じ語句を何度も使うとインパクトがありますね\(^o^)/
反復法の詩は簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください!
リフレインについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
リフレインは上手に使いましょう!








