アンバサダーの意味とは?ホテルとの関係は?英語と使い方(例文)も!アンバサダーの意味って?アンバサダーの英語と語源は?アンバサダーホテルやブランドアンバサダーとは?アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングの違いは?アンバサダーの類義語と使い方(例文)も紹介!
もくじ
アンバサダーの意味とは?
出典:https://shop.nestle.jp/front/contents/ambassador/amb/
「今話題の有名女優がブランドのアンバサダーに任命!」
「ディズニーアンバサダーホテルの予約をする」
「アンバサダーマーケティング」
色々な分野で使われるアンバサダーですが、カタカナ語は意味がわかりにくいですね。
今日は、アンバサダーについて解説していきます\(^o^)/
英語で「ambassador」。
①大使・使節
②代表・代理人
アンバサダー(ambassador)とは、大使・使節・代表という意味です。
大使と使節の意味がわかりにくいので、紹介しましょう!
外交使節団の長で最上位の階級のこと。
国家の代表として外国に派遣される人。
大使と使節の意味を踏まえると、アンバサダーは他の国と交渉するリーダーということですね!
大使には、「自治体や企業から任命され、世間の認知度を上げるための広報活動を行う人」の意味もありますが、アンバサダーも同じ使い方をします。
有名人や著名人がアンバサダーに就任することが多く、イメージキャラクターのようなものになります。
例:「ネスカフェアンバサダー」=「ネスカフェの商品を宣伝する広報大使」
さらに、アンバサダーには「商品を勧めてくれるファン」の意味もあります。
一般ユーザーによるSNSでの発信の影響力は年々増加しており、口コミやPRを行ってくれる熱心なユーザーはアンバサダーと呼ばれ、企業から注目されています。
アンバサダーの意味
- 大使・使節
- 代表・代理人
- 企業の商品やブランドを宣伝する代表者(芸能人や有名タレント・俳優など)
- 企業の商品やブランドを宣伝してくれるファンたち
日本語のアンバサダーは、マーケティング業界で宣伝活動を行う人の意味で使われることがほとんどです。
アンバサダーの英語と語源は?

アンバサダーは英語で「ambassador」になります。
①(駐在の・国連の)大使
②(公式・非公式・象徴としての)使節・代表
英語の「ambassador」も日本語のアンバサダーと同じく、イメージキャラクターとしての代表という意味で使われます。
例:ambassador of friendship(親善大使)、ambassador for football(サッカー大使)
アンバサダー(ambassador)の語源は、ラテン語で使者の意味の「ambactus」が由来です。
ちなみに、大使館は英語でエンバシー(embassy)になります。
アンバサダーが含まれる言葉の意味を解説!

アンバサダーホテル
ハワイのワイキキや台北にもアンバサダーホテルはありますが、日本ではディズニーアンバサダーホテルが有名です。
アンバサダーホテルの名前の由来は、「大使におもてなしをするような気持ちを込めてサービスする」ことから来ています。
ディズニーアンバサダーホテルのレストランシェフミッキーでは、ディズニーキャラと触れ合えると大人気です!
ミッキーマウスルームやミニーマウスルームなどのキャラクタールームに一度泊まってみたいですね♪
ちなみに世界各国のディズニーリゾートには、それぞれキャストを代表する親善大使(アンバサダーがいます。
アンバサダーマーケティング
その企業のブランドやサービスが好きなユーザーを代表者に任命し、SNSの口コミなどを通じて商品を紹介してもらうことで顧客を増やしていく手法。
アンバサダーマーケティングのアンバサダー(広報大使)は、特定の商品やサービスに強い愛情を持っているファンのことです。
企業や製品に対する個人的な思い入れが深ければ、それだけ気持ちのこもった濃い宣伝を行ってくれる可能性が高くなります。
そして任命されるアンバサダーは、一般の消費者が中心だということが特徴的です。
テレビの中のキレイな女優さんが美容品をオススメしていても「元が良いから…」と思って買わないことがありますが、一般人が自分の体験を交えて勧めてくれたら「試してみようかな?」という気持ちになりますよね。
この効果を狙ったのが、アンバサダーマーケティングになります。
アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングとの違いは?

アンバサダーマーケティングに似た手法にインフルエンサーマーケティングがありますが、どのように違うのでしょうか?
SNS上のファンが多く影響力のあるユーザー(インフルエンサー)に、宣伝活動をしてもらう手法。
SNSのフォロワーの数が多い、または世間に対して影響力・発信力のある人物(インフルエンサー)を商品・ブランドの認知拡大に活用する方法のことをインフルエンサーマーケティングと言います。
インフルエンサーはインスタグラムやツイッターのファンが多く、投稿すると大勢の人が閲覧するため広告塔になってもらうのですね。
二つの違いをまとめると、以下のようになります。
<アンバサダーマーケティング>
- 商品の熱心なファンが行うPR方法
- SNSのフォロー数が多い人が行うとは限らない
- 一度に多くの人に宣伝はできないが、質が高い
- アンケートやキャンペーンの反応率が高く、データが集まりやすい
<インフルエンサーマーケティング>
- SNSのフォロー数が多い人が行うPR方法
- 商品の熱心なファンが行うとは限らない
- 大きなコミュニティに効率的に認知してもらえる
- 良くも悪くも広告らしさが出てしまい、ステマと言われることもある
ビジネスの対象となる顧客の性質に合わせて、アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングを使い分けましょう!
ブランドアンバサダー
アンバサダーは、ブランドアンバサダーとも呼ばれます。
英語で「Brand Ambassador」。
企業からの依頼により、商品に対して好意的な宣伝をする人。
広告大使として企業と契約を結ぶことをアンバサダー契約と言います。
契約報酬を貰ってアンバサダーになる場合もあります。
アンバサダーの類義語は?

企業の宣伝活動を行う人という意味でのアンバサダーの類義語を紹介していきます\(^o^)/
広報大使、ブランド大使、
広報キャラクター、宣伝部長、
イメージキャラクター、
エバンジェリスト、
ロイヤルカスタマーなど
エバンジェリストとはキリスト教の伝道師のことで、マーケティングでは物事の良さを周囲に伝えてくれる人の意味です。
エバンジェリストは、セミナーや会議などで大勢の人を相手に商品の良さをプレゼンする職業です。
また、ブランドの熱心なファンの意味でのアンバサダーは、ロイヤルカスタマーに近い概念になります。
ロイヤルカスタマーとは、あるブランド商品やサービスに高い忠誠心を持つ顧客のことで、競合に流れにくく継続して購入してもらえます。
アンバサダーの使い方(例文)は?

アンバサダーは、企業の広報大使のことでしたね。
それでは、アンバサダーの使い方を例文で紹介していきましょう\(^o^)/
「オリンピック選手がスポーツ用品のアンバサダーに就任」
「アンバサダーに応募すると、プレゼントがもらえる」
「展示会を盛り上げてくれるアンバサダー募集中!」
「超有名なタレントが公式アンバサダーになる」
「ブランドアンバサダーになりたいので、募集に応募してみた」
「彼女はファッション会社のアンバサダーを務めている」
「新商品を宣伝してくれるアンバサダーを見つけた」
アンバサダーについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ぜひ、アンバサダーを目指してみてくださいね!

