ヤマを張るの意味とは?由来(語源)は鉱山!?類義語と使い方(例文)も!ヤマを張るの意味は予想すること?テストや野球に使われる?失敗したらヤマを外す?ヤマを張るの由来(語源)は鉱山と山師!?ヤマを張るの類義語はあるの?ヤマを張るの英語表現は?ヤマを張るの使い方も例文で紹介します!
ヤマを張るの意味とは?
「テストのヤマを張る」と言いますが、ヤマとは何なのでしょうか?
今日は、慣用句のヤマを張るについて解説していきましょう\(^o^)/
「ヤマを掛ける」と同じ。
①万に一つの幸運を狙って物事をすること。
②そうなるだろうと予測して準備をすること。
ヤマを張るとは、上手く当たるように、推測して行動することです。
「ヤマを掛ける」ともいいます。
日常生活では、テストで、問題に出そうな部分だけ予想して勉強するという使い方をされることが多いです。
他にも、野球で打席に入るときに、狙い球を決めて、そのタイミングでスイングすることも「ヤマを張る」といいます。
ヤマを張った結果、失敗してしまった場合は「ヤマを外す」と言い、テストなら0点、野球なら空振りになってしまいます。
ヤマを張るの由来(語源)は鉱山!?
ヤマを張るの「ヤマ」は、「山師」と同じ漢字の「山」のことです。
山師(やまし)は、山を歩き回って鉱脈を見つける職業です。
鉱脈には金銀銅などの種類がありますが、金の鉱脈を掘り当てれば、一攫千金も夢ではありません。
鉱山は掘ってみないと、どれだけの鉱石が出るかわからないことから、山師は予測をつけることを「ヤマを張る」と呼んでいました。
ちなみに、予測が失敗すれば、つぎ込んだ資金は大損となるので、結構リスクがあります。
そして、「万一の幸運を狙う」という意味で「ヤマを張る」と言うようになったのです。
ヤマを張るの類義語は?
ここでは、ヤマを張るの類義語(言い換え表現)を紹介します\(^o^)/
目星をつける、当たりをつける、推測、推定、
予想、想定、見込みをつける、山勘(やまかん)、など
ヤマを張るの英語は?
ヤマを張るは、「予想する」と言い換えて英語にします。
- make a calculated guess at the exam(テスト問題を計算して予想する)
- speculate on exam questions(試験問題を推測する)
ヤマを張るの使い方(例文)は?
ヤマを張るとは、幸運を狙えるように予想を立てて行動することでしたね。
テストで出題傾向を予測してその部分だけ勉強したり、野球で狙い球を決めてスイングしたりすることに使います。
もしヤマを外してしまったら、何も得ることができません。
それでは、ヤマを張るの使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
「部活が忙しくて試験勉強する時間がなかったから、ヤマを張るしかない。」
「ヤマを張ってテストに望んだら、見事にその問題が出題された。」
「ストレートにヤマを張って打席に立つ。」
「あの場所は温泉が湧き出る土地だとヤマを張って購入したが、失敗した。」
ヤマを張るについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ヤマを張るのが上手になりたいですね。