唐突の意味とは?語源(由来)は?突然との違いや使い方(例文)を簡単に解説!唐突の読み方は「とうとつ」。唐突の意味はいきなり!?唐突の語源(由来)は何?唐突の類語は不意・急に・突発的?唐突と突然の違いはあるの?唐突の英語表現って?唐突の使い方も例文で紹介します!
唐突の読み方と意味とは?
今日は、唐突について簡単に解説していきましょう\(^o^)/
読み方は「とうとつ」。
前触れもなく、いきなり物事を行って不自然であるさま。
唐突(とうとつ)とは、だしぬけで、その場にそぐわないさまを表す言葉です。
前後の発言や行動と全く関係のない言動を、急に行うときに「唐突に〇〇する」と使われます。
唐突の語源(由来)は?
唐突の語源は、「突き当たる」を意味する漢語が由来です。
「唐」は、「口」と「庚(ぴんと張る)」が組み合わさった漢字で、「口を張って大言する」という意味があります。
また、漢字の「突」は、「突く」の意味があります。
しかし、なぜ「大言すること」が「突き当たる」の意味になったかはわかっていません。
唐突の類語は?
ここでは、唐突の類語を紹介します\(^o^)/
出し抜け、打ち付け、にわかに、不意、
急に、突然、予想外、思いがけない、突如、
意外、突発的に、前触れなく、いきなり、など
唐突と突然の違いは?
唐突に似た言葉に突然がありますが、違いはあるのでしょうか?
予期しないことが前触れもなく、急に起こるさま。
突然は「急に起こること」という意味で自然現象などに対しても広く使うことができますが、唐突は人間の言動に対して「急に起こって不自然」という意味になります。
唐突の方が、流れが急に止まって場にそぐわないというニュアンスがあるのです。
唐突の英語は?
ここでは、唐突の英語表現を紹介します\(^o^)/
<唐突な>
- abrupt
- sudden
- unexpected
<唐突に>
- abruptly
- suddenly
- unexpectedly
唐突の使い方(例文)を紹介!
唐突は、「いきなり物事を行って不自然であるさま」という意味でしたね。
会話中に、前後の内容と全く関係のない話題を出すときに、「唐突ですが」と前置きしてから話し始めれば、話題が変わることを相手に伝えることができます。
それでは、唐突の使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
「彼女は言いたいことを唐突に言う性格だ。」
「プライベートなことを唐突に聞くと、相手に失礼だよ。」
「唐突に腹痛と吐き気がしたので救急車を呼んだ。」
「会議中に唐突に眠気に襲われた。」
「上司が唐突に退職してしまい、現場は大混乱している。」
「続きを楽しみにしていたアニメが、唐突に打ち切りになってしまった。」
「この小説は文章の展開が唐突すぎる。」
「好きな人に唐突にプロポーズされて、その後唐突に別れ話をされた。」
「話し方が唐突な人は、主語がないことが多い。」
「唐突なお願いで恐縮ですが、明日の9時までに電話をいただけないでしょうか。」
唐突について、最後まで読んでいただきありがとうございました!
唐突に話すと相手が不快に思う可能性があるので、気をつけましょう。







