パッセージの意味とは?音楽用語で使われる?英語と語源も紹介!パッセージの意味って?パッセージの英語と例文は?パッセージの語源はラテン語?同語源の英単語を紹介!「ピアノの速いパッセージが弾けない…」パッセージは音楽用語や吹奏楽で使われる?パッセージについて簡単に解説します!
パッセージの意味とは?

「passage(パッセージ/パサージュ)」は、美容室やホテルなどの名称に使われています。
また、工藤静香さんの曲やホンダの逆輸入車に「パッセージ」がありますね。
今日は、パッセージについて解説していきましょう\(^o^)/
英語で「passage」。
①通路・通行
②文章の一節
③楽曲の主要なメロディラインを繋ぐ部分
パッセージ(passage)とは、通路・通行、文章の一節という意味の英語です。
パッセージウェイ(passageway)で廊下になります。
音楽用語のパッセージは、メロディとメロディを繋ぐ経過的なフレーズのことを指します。
速いパッセージが多く、ピアノやバイオリンの練習で課題になることが多いようです。
ちなみに、「パサージュミニョン(passage mignon)」という雑貨屋がありますが、パサージュ(passage)は「19世紀にパリを中心に流行した屋根付きの商店街」で、ミニョン(mignon)は「小さくてかわいらしい」の意味です。
パッセージの英語は?

パッセージの英語
パッセージは、英語で「passage」になります。
①廊下・通路・水路
②通行・移住・推移
③(空や海の)旅行
④経過・推移
⑤(文学作品の)一節・一句
⑥(音楽作品の)節・楽句
英語のパッセージ(passage)は、色々なものの経過や進行を表す言葉です。
医学用語で体内の導管・便通、政治用語で議案の可決という意味も持っています。
パッセージの語源
パッセージ(passage)は、「歩く(pass)+こと(age)」が組み合わさった言葉で、「歩いて通り過ぎること」が元々の意味です。
パス(pass)の語源は、ラテン語で「歩み」を意味する「passus」が由来です。
「pass」のつく言葉は、「通る」という意味が含まれます。
パッセージ(passage)の関連語の英単語を紹介しましょう\(^o^)/
- パスト(past):過去の
- ペース(pace):ペース・速度・歩調
- パッセンジャー(passenger):乗客
- パスポート(passport):パスポート
- バイパス(bypass):バイパス
- コンパス(compass):方位磁石・コンパス
- パスワード(password):パスワード
パッセージの例文
それでは、英語でのパッセージの例文を紹介していきましょう\(^o^)/
①「subterranean passages(地下道)」
②「the passage of a parade(パレードの通過)」
③「have a rough passage(難航する)」
④「with the passage of time(時がたつにつれて)」
⑤「read a passage from the Bible (聖書の一節を読む)」
⑥「play a passage(一楽節を演奏する)」
音楽用語のパッセージとは?

吹奏楽で、「速いパッセージが弾けない!」という経験をした方は多いのではないでしょうか?
音楽用語のパッセージは、楽曲の中のメロディラインを急速に上行・下行して繋ぐ音符のことで、比較的重要でない短い部分です。
経過句や走句(そうく)とも呼ばれています。
速いパッセージは、ピアノ・バイオリン・クラリネット・オーボエ・フルート・トランペットなど、様々な楽器の演奏家が一生懸命練習しているのです。
コンサートに行く機会があれば、パッセージの部分にも注目して聴きましょう♪
パッセージについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
日常生活ではあまり使わない言葉ですが、覚えておきましょう♪

