ノワールの意味とは?小説や映画で使う?コメダのシロノワールとの関係も!ノワールの意味はフランス語で黒色?ノワールの対義語はブランで白色?ノワールは英語でなんていう?映画や小説のジャンルのノワールはどんな作品?チョコレートのノワールって?コメダのシロノワールの意味も解説!
ノワールの意味とは?フランス語で黒色?
- ヤマザキのお菓子「ノワール」
- コメダの「シロノワール」
- 映画の「ノワール」
様々なノワールがありますが、ノワールとはどのような意味なのでしょうか?
今日は、ノワールについて解説していきましょう\(^o^)/
「ノアール」とも呼ばれる。
①黒、暗黒
②暗黒の、正体不明の、不正の
ノワールは、フランス語で「noir」と表記し、黒・暗黒という意味です。
「〇〇ノワール」や「ノワール〇〇」と複合語にすると、「暗黒の○○」などの意味になります。
「黒」という言葉は、単に色彩を指す場合もありますが…
「あいつは犯人だ」を「あいつは黒だ」と言ったり、
「コンプライアンス意識の低い会社」を「ブラック企業」と言ったりしますよね。
このようにノワールにも、薄暗い闇のイメージが含まれています。
ノワールの対義語はブラン?
ノワール(黒)の対義語は、フランス語で白色を意味するブラン(blanc)です。
英語だとホワイト(white)になります。
ノワールとブランは、フランスに関係のあるお菓子やケーキ、ワインなどの名称に使われます。
例えば、
- ブラックチョコレートを「ショコラ・ノワール」
- ホワイトチョコレートを「ショコラ・ブラン」
- 黒猫を「シャノワール」
- 白猫を「ルシャブラン」
と言います。
ちなみに、栗を使ったケーキの「モンブラン」は、「白い山」という意味です。
フランスの伝統のお菓子の「フォレ・ノワール」は、日本語に訳すと「黒い森」になります。
ノワールの英語は?
ノワールは「黒色」の意味なので、英語ではブラック(black)やダーク(dark)ですね。
ノワールがつく言葉の意味を解説!
映画や小説のノワール
映画や小説のジャンルで、ノワールがあります。
映画の場合「フィルム・ノワール」、小説の場合「ノワール小説」や「暗黒小説」と呼ばれます。
裏世界や犯罪者の世界を描いた、暗い作風の作品のこと。
ノワール作品といえば、闇社会を題材にした作品だと捉えましょう。
犯罪者の視点でストーリーが進んだり、人間や社会の悪い部分を描き出していたりしている作品を観たら、「ノワール」を使ってくださいね。
チョコレートのノワール
チョコレートで「ノワール」と呼ぶ場合は、ブラックチョコレートやダークチョコレートのこと。
フランス語では、ブラックチョコレートを「ショコラ・ノワール」とも言います。
「ショコラ・ノワール」は、ミルクが含まれておらず、カカオマスが40~60%未満のチョコレートのことです。
また、カカオマスが70~90%未満の砂糖が少ないチョコレートを「ショコラ・ノワール」と呼ぶ場合もあります。
濃い黒色で、ほとんど甘みがなく、苦みが際立つのが特徴です。
コメダのシロノワールの意味
出典:https://www.komeda.co.jp/menu/shirono.html
名古屋発祥のコメダ珈琲店の代名詞といえば、「シロノワール」!
温めたデニッシュパンの上に、冷たいソフトクリームを乗せたデザートで、サクランボの赤色がアクセント。
シロップをたっぷりかけて、いただきます。
シロノワールの名前の由来は、黒っぽいデニッシュ生地と白いソフトクリームから。
「黒と白」、「温と冷」の相反するものを1つにするというコンセプトから、シロノワールが生まれたのです。
ノワールについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
ノワールと聞いたら、「黒なんだな」と思ってくださいね。