マドモアゼルの意味とは?フランスでは使用禁止!?使い方や対義語は?マドモアゼルの意味はフランス語でお嬢さん?マドモアゼルの使い方の例文を紹介!マドモアゼルはフランスでは使用禁止!?マドモアゼルは男性には使えない?マドモアゼルの対義語は?フランス語の女性と男性の敬称を解説します!
マドモアゼルの意味とは?フランス語なの?
マドモアゼルというフランス語を聞いたことがありますか?
あまり耳慣れない言葉ですが、マドモアゼルという日本の芸能プロダクションがありますよ。
1966年のイギリス・フランスの合作映画「マドモアゼル」もあります。
フランスに旅行に行ったときに、女性はマドモアゼルと呼ばれるかもしれないので、ぜひこの機会に覚えておきましょう!
今日は、マドモアゼルについて解説していきます\(^o^)/
「マドモワゼル」とも呼ばれる。
未婚女性に対する敬称で、お嬢さん・娘さん・令嬢という意味。
姓または姓名の前につけて、「…嬢」としても用いる。
マドモアゼルとは、フランス語で「mademoiselle」であり、独身女性に対する敬称や呼びかけで「お嬢さん・娘さん」という意味です。
また、人名の上につけて、「…嬢」の意味の敬称としても用います。
つまりマドモアゼルは、英語でいう「Miss.(ミス)」になりますね。
マドモアゼル(mademoiselle)は、「私の」の意の「ma」と、「お嬢さん」の意の「demoiselle」が組み合わさってできた言葉で、英語だと「my girl」といったところです。
マドモアゼルは、未婚・独身の若い女性に対して使う言葉です。
対して既婚女性や婦人・奥様は、フランス語でマダム(Madame)、略して「Mme.」と呼ばれます。
またマダムは、未婚・既婚を区別せず女性全般にも使われるので、英語の「Mrs.(ミセス)」と「Ms.(ミズ)」の両方にあたる言葉になります。
マドモアゼルの使い方(例文)は?
日本でマドモアゼルを使うとかなり気取った感じで変わった人に見られると思いますが、マドモアゼルの使い方を例文で紹介していきましょう\(^o^)/
「フランス留学中に出会ったマドモアゼルは、とても聡明で美しい女性だった」
「マドモアゼル、こちらへどうぞ!」
「フランスでマドモアゼルと声をかけられて、まだ若く見られていると思って自信がついた」
「マダムとマドモアゼルの使い分けが難しい」
ぜひ、マドモアゼルを日常会話に使ってみてくださいね!
マドモアゼルはフランスで使用禁止!?
2012年にマドモアゼルは性差別にあたるとされ、フランスの行政文書で使用廃止になりました。
現在のフランス政府の公文書では、マドモアゼルは消去され、女性の性別欄は全てマダムで統一されています。
行政に関してだけでなく、「マドモアゼル」と呼ばれると不快に思われる方も見えます。
実はマドモアゼルには、一人前でない・未熟なという意味もあるのです\(^o^)/
フランスで女性に声をかけるときは、マダムと言った方が無難ですよ!
マドモアゼルは男性に使える?対義語は?
マドモアゼルは、若い女性に対して使う言葉なので、男性には使えません/(^o^)\
マドモアゼルの反対語で、男性に対して使う敬称は、フランス語でムッシュ(Monsieur)です。
ムッシュ(Monsieur)は、略すと「M.」になります。
独身・未婚の若い女性に使うマドモアゼル(mademoiselle)の対義語は二つ!
- 既婚女性や若くない女性に使うマダム(Madame)
- 男性に使うムッシュ(Monsieur)
マドモアゼルについて、最後まで読んでいただきありがとうございました!
もし、フランスでマダムと呼ばれたら大人扱いされている証拠ですので、落ち込まないようにしましょうね!