縦横無尽の意味とは?語源や英語表現は?使い方も例文で紹介!縦横無尽の読み方は「じゅうおうむじん」!縦横無尽の意味は自由自在!?縦横無尽は良い意味で使われる?縦横無尽の語源(由来)とは?縦横無尽の類義語の四字熟語は何?縦横無尽の英語表現はあるの?縦横無尽の使い方も例文で紹介します!
縦横無尽の読み方と意味とは?

今日は、四字熟語の縦横無尽について解説していきましょう\(^o^)/
読み方は「じゅうおうむじん」。
自由自在に物事を行うこと。
まず、縦横無尽の読み方は「じゅうおうむじん」です。
「縦横無人」とは書かないので注意!
縦横無尽の意味は、物事を思う存分にすることです。
「縦横無尽に駆け巡る」といえば、どの方面にも限りなく走り回ることになります。
決して、「勝手気ままに振る舞う」という自分勝手なイメージではありません。
縦横無尽とは、周囲に縛られることなく、のびのびと自由な様子を表す、良い意味の言葉なのです。
縦横無尽の語源(由来)は?
縦横無尽は、昔の中国の物語が由来の故事成語や日本の古典が語源ではありません。
「縦横」は縦と横、四方八方へ限りない様子を表します。
転じて、自分の思いのままに振る舞うことを指すようになりました。
「無尽」は、尽きることがない、限界がない、という意味です。
この二つの言葉が合わさって、自由自在に物事を行うという意味の「縦横無尽」になりました。
縦横無尽の類義語の四字熟語は?

ここでは、縦横無尽の類義語の四字熟語を紹介していきます\(^o^)/
縦横自在(じゅうおうじざい):自分が思ったように行うこと
縦横無碍(じゅうおうむく):妨げるものがなく、自由自在なこと
縦横無礙(じゅうおうむげ):物事が自由自在にできること
自由自在(じゆうじざい):思う存分に振る舞うこと
自由無礙(じゆうむげ):妨げるものがなく、自由自在なこと
如意自在(にょいじざい):思いのままになること
縦横無尽の英語は?

縦横無尽の英語表現はあるのでしょうか?
- as free as a bird(鳥と同じくらい自由に)
- as one pleases(思いのまま、自分勝手)
- boundlessly(限りなく)
- far and wide(広範囲に、いたるところに)
- freely(自由に、自由自在に)
- most actively(活動的に、活発に)
- right and left(左右に、四方八方で)
- without bounds(キリがない、際限がない)
縦横無尽の「自由・活発」というニュアンスを、英語で表現できるといいですね。
縦横無尽の使い方を例文で紹介!

縦横無尽とは、四方八方に何の障害もなく、自由自在でとらわれない様子を表す四字熟語でしたね。
縦横無尽は、どちらかというとポジティブな意味で使われます。
スポーツの世界で積極的に動いたり、様々な世界で大活躍したりする様子を褒めるときに「縦横無尽」と表現します。
それでは、縦横無尽の使い方を例文で見ていきましょう\(^o^)/
「縦横無尽に駆け巡る子供の相手でもうへとへとだ。」
「フィールド上を縦横無尽に駆け回るサッカー選手。」
「リードを手放したら、犬は縦横無尽に走り出した。」
「彼は俳優として、縦横無尽の活躍している。」
「彼女の話は縦横無尽に広がる。」
「昔は縦横無尽に夢を思い描いたものだ。」
「日本を縦横無尽に走っている鉄道に乗って、旅をしよう。」
「社長の縦横無尽な発想には、いつも驚かされる。」
縦横無尽について、最後まで読んでいただきありがとうございました!
縦横無尽な生き方をしたいものですね。

